食事と栄養

ダイエットで体重が減らないとき:停滞期の見直し方

食事を変え、運動も増やしたのに体重が動かない。さらに食事を減らす前に、数週間の変化を振り返りましょう。よくある体重の変動と、長く停滞しているときに見直したいポイントを説明します。

更新日 4 分で読めます

本当に減量が停滞している?

数日同じ体重だっただけでは停滞を判断できません。体重には水分、グリコーゲン、消化管の内容物も含まれます。グリコーゲンは蓄えた糖質で、その量の変化に伴い水分も変わります。塩分の多い食事や食事時間の違いも影響します。

数日間同じ体重でも、長期的な停滞とは限りません。朝の似た条件で測ると比較しやすく、月経周期の時期も関係します。誰にでも当てはまる、停滞と決まる日数はありません。

最近変わったことはある?

筋トレの開始、慣れない強い運動、旅行、便秘などで短期の見え方は変わります。横ばいになった時期に何が変わったかを書き出しましょう。食事を減らす前に状況を整理できます。

体重が同じでも、筋肉が増えた、脂肪が減った、ホルモンに問題がある、と確定はできません。力がついたことや服のゆとりは補足になりますが、体組成の正確な測定ではありません。測定で気分が大きく左右されるなら、頻度を減らすか別の方法を相談しましょう。

同じ食事が維持量に近づくことを理解する

体重が減ると、小さくなった体を維持したり動かしたりするエネルギーは一般に少なくなります。食欲や消費量の適応も起こります。以前は赤字を作っていた食事量が、維持量に近づく場合があります。その大きさには個人差があります。

疲れや忙しさで日常の歩行が減ったり、無意識に盛り付け量が変わったりすることもあります。責める材料ではなく確認する項目です。停滞は代謝が壊れた証拠ではなく、特別な食べ物で再始動させる必要もありません。

普段の1週間で変えられること

仕事の日と休日の両方を含めます。思い出す、短いメモを使う、負担がなければ一時的に記録するなど、自分に合う方法を選びましょう。変えられる点を一つ探します。

項目確認すること対応の例
食事・飲み物量、間食、飲み物が変わったか食事の習慣を戻す、よくある追加を調整する
活動通勤や散歩が減ったか短い徒歩の区間を戻す
回復空腹、睡眠、疲れが悪化したか負担を減らし食事が足りるか確認する
測定数週間を比較できる条件か条件をそろえて観察を続ける

今の自分に役立つ方法

最近の変化の後に短い横ばいがあり、長い傾向では下がっているなら、ひとまず習慣を保ちます。比較できる数週間が横ばいで、計画に無理がなく、さらに減量することが適切なら、小さな変更を一つ選びます。

例えば、いつもの甘い飲料を替える、なくなった昼休みの散歩を戻す、といった変更です。ほかの条件はしばらく保ちます。すでに空腹や疲労が強い場合、食事をさらに抜いたり、厳しい運動を追加したりする対応は避けましょう。

体重を維持する期間を設ける

今は体重を維持するほうが役立つ時期もあります。旅行前、仕事が忙しいとき、減量に疲れたときは、維持期間を設けると余裕が生まれます。長い目で見て体重がほぼ安定する量を食べ、慣れた食事や運動を続けます。

いつもの筋トレを週2回、昼食を準備する習慣などは残せます。炭水化物を増やすと、初めは体内の水分や消化管の内容物も増え、一時的に体重が上がる場合があります。休止は減量の負担を軽くするためのものです。代謝のリセットや、その後の速い脂肪減少を保証するものではありません。

症状や続く疑問は相談する

病気や薬は体重、食欲、活動に影響することがあります。医師や適切な栄養の専門家は、状況全体と減量を続ける妥当性を確認できます。普段の生活、最近の変化、気になる症状を簡潔に伝えると役立ちます。

めまい、強い疲労、月経が来ない、食事のコントロールを失う感覚、記録への強い不安は個別の相談が必要です。原因不明の急な体重変化や新しいむくみも受診の理由になります。単にカロリーをもっと減らせばよいと判断しないでください。

全部やり直すより、今に合う一歩を

最近変わったことはありますか。在宅勤務になって通勤の徒歩がなくなったなら、昼休みの短い散歩が役立つかもしれません。生活がほぼ同じで停滞が短いなら、もう少し時間を見る場合もあります。空腹や疲れが一日をつらくしているなら、さらに食事を削るより相談が必要です。

食事が規則的になった、長く歩ける、筋力を保てているなどの成果も残しましょう。停滞中も価値があります。振り返りの目的は次の判断をよくすることで、特定の日までに体重計の数値を動かすことではありません。

ツールを使う

出典

  1. Hall et al. (2011): Quantification of the effect of energy imbalance on bodyweight ↗
  2. CDC: Steps for Losing Weight ↗
  3. NIDDK: Choosing a Safe & Successful Weight-loss Program ↗
  4. NICE NG246: Physical activity and diet ↗

Eva Bronzini / Pexels

Polina Tankilevitch / Pexels

Ivan S / Pexels

Scott Webb / Pexels · Pexels License · 掲載用に縮小し、WebP形式に変換しています。