食事と栄養

交代勤務の作り置き:早番・遅番・夜勤の食事を準備する

休憩が遅れ、食堂は閉まり、バッグにはシリアルバーが1本だけ。次の勤務には、楽しみにできるごはんを用意してみませんか。変わりやすい勤務時間に合わせた準備の仕方と、LiftPalで読める詳しいレシピを紹介します。

更新日 4 分で読めます

最初に考えるのは休憩時間

次の2勤務について、いつ食べられそうか、職場に何があるかを考えます。冷蔵庫と電子レンジがあり、席で10分食べられる場合と、移動中に短い休憩しか取れない場合では、向いている食事が違います。その条件からレシピを選ぶと準備しやすくなります。

休憩が読めない日は、主な食事と小さな間食を分けて持参すると便利です。食べられるときに少し食べ、大きな分は後に残せます。それまでは冷やして保管します。パンや丸ごとの果物も、表示上常温保存できるものであれば予備として使えます。

職場の設備に合う食事を選ぶ

利用できる設備持参する食事の例準備のポイント
冷蔵庫と電子レンジ食べ慣れた温かい料理電子レンジ対応容器に入れ、食べる前に十分加熱する
冷蔵庫のみライムとブラックビーンズのキヌアレシピ通りに調理し、速やかに冷やして冷たいまま食べる
移動中も確実に保冷できる保冷バッグに入れた冷たい食事十分冷やしてから、凍った保冷剤と一緒に入れる
確実な保冷が難しい表示上常温保存できる食品パン、丸ごとの果物、少量のナッツなど

量は食欲、仕事の動き、トレーニングに合わせます。体を使う勤務では、座り仕事より多く必要になることもあります。足りなさそうなら食べやすい付け合わせを加え、満足できる食事にしましょう。

次の2勤務に向けて少しだけ作る

ライムとブラックビーンズのキヌアは、レシピ全量で4食分です。1食をできたてで食べ、2食を次の勤務用に冷蔵し、残り1食は速やかに冷ました後、調理した日に冷凍します。冷蔵分は48時間以内に食べる予定にします。それより後の勤務用なら、その分も早めに冷凍します。

歯ごたえのある野菜を別の容器に入れると、食べるときまで食感を保ちやすくなります。とても早い勤務には、ピーナッツのオーバーナイトオーツも便利です。前夜にレシピ通りに作り、冷蔵庫で6時間以上置いて翌朝に持参します。どちらも材料の量と作り方を別記事で確認できます。

夜勤中は食事を分けてみる

出勤前に普段の食事を取ると、夜中は小さめの量で調整しやすくなります。深夜の大量の食事で胃が重くなるなら、持参分を2回の休憩に分けてみましょう。後半に食べる分は、それまで冷蔵庫で保管します。

空腹や仕事の負荷も大切です。時計の時刻だけを理由に、空腹のまま力仕事を続ける必要はありません。帰宅後、空腹で眠れそうにないときは、軽い食事が合うこともあります。勤務後に眠るなら、コーヒーは勤務の前半に。糖尿病や血糖に影響する薬がある場合は、食事時間を医療者と相談してください。

休憩まで冷たい状態を保つ

調理した食事は浅い容器に分け、1〜2時間以内に冷蔵庫へ入れます。冷蔵庫は5℃以下に保ち、ここで準備する冷蔵分は48時間以内に食べます。食品により厳しい保存表示がある場合はそちらを守ります。冷凍分は冷蔵庫で解凍し、完全に解凍してから24時間以内に食べます。

通勤時は、十分冷えた食事を保冷バッグに入れ、凍った保冷剤などの冷却材を最低2つ添えます。到着したらすぐ冷蔵庫に移します。バッグだけでは長い勤務中の保冷を保証できません。傷みやすい食品を保冷せず2時間以上置いた場合は廃棄し、32℃を超える暑さでは1時間を目安にします。

筋トレと食事も一緒に考える

遅番の前に筋トレをするなら、終わってから自宅で主な食事を取れます。早番の後にジムへ行くなら、消化する時間を取って食べ慣れた軽食を挟むと、強い空腹で始めずに済みます。朝のトレーニング前の食事や、遅い夕食の記事も参考になります。

夜勤明けは睡眠を先にしても構いません。連続勤務が始まる前の、比較的元気な時間に調理しておくと楽です。最初は2勤務分で十分。慣れてから量を増やしたり、もう1種類作ったりしましょう。

次の出勤を少し楽にする

空の保冷バッグを仕事の荷物の横に置き、料理は冷蔵庫に残しておきます。準備の合図は見える場所にあり、食事は冷たいままです。箸やスプーン、ナプキンは先にバッグへ入れられます。

2勤務試すと、欲しかったものが分かってきます。もう少し大きな量、歯ごたえ、冷たくてもおいしい料理など、その部分だけ変えてみてください。作り置きは休憩を楽しみに変え、仕事の後の時間に余裕を作るためのものです。

ツールを使う

出典

  1. HSE: Hints and tips for shift-workers ↗
  2. NIOSH: Diet suggestions for night-shift nurses ↗
  3. Food Standards Agency: How to chill, freeze and defrost food safely ↗
  4. FoodSafety.gov: Food safety for packed lunches ↗

Dziana Hasanbekava / Pexels · Pexels License · 掲載用に縮小し、WebP形式に変換しています。

VA Healthy Teaching Kitchen · Public domain · U.S. Department of Veterans Affairs

Rasul Yarichev / Pexels

Ella Olsson / Pexels · Pexels License · 掲載用に縮小し、WebP形式に変換しています。

ready made / Pexels · Pexels License · 掲載用に縮小し、WebP形式に変換しています。

Sharath G. / Pexels