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HYROX Doublesで体力差があるときの分担と作戦

自分は走るのが得意で、相手はスレッドを楽に動かせる。その違いを生かせるのがペアの面白さです。大切なのは、ステーションを終えた後に2人でどう走れるか。練習で確かめながら、無理なく続けられる分担を作りましょう。

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まず2人のランペースを決める

Doublesでは2人とも全8 kmを走ります。ランでは一緒に移動し、ステーションへの入退場も一緒に行います。ステーションの作業は分担し、原則として1人ずつ取り組みます。本記事は2026年10月9日に確認した公式2026/27ルールブックに基づきます。

まず、ステーションの後でも2人が続けられそうな速さで1 km走ってみましょう。速い人は共通のペースを保ち、短い声かけを担当できます。時間を稼ごうと先に走っても、チームの結果にはつながりません。完走が第一なのか、目標タイムがあるのかも話しておきます。

作戦1:ランが得意な人と筋力が強い人

2人をAとBとします。Aはランが速く、Bはスレッドを安定して動かせます。Bがスレッドのレーンを多く受け持ち、AがSkiErgやWall Ballsを多めに行う方法があります。フォームを保てることが前提で、すべての種目を同じ役割にする必要はありません。

最初はスレッドをBが3レーン、Aが1レーン担当してみます。その後、Bが共通のランペースに戻れるかを見ましょう。ステーションで短縮した時間以上に次のランが遅くなるなら、次回はAにもう1レーン渡す案が考えられます。単独の筋力だけでは最適な分担は決まりません。

作戦2:走力は近いが、長い作業で差が出る

走る速さは近くても、Aが長いブロックで失速するなら短く交代します。Wall Ballsを10回ずつ、SkiErgを250 mずつ4区間に分けるなど、練習で試せます。これは試すための案で、決められた配分ではありません。

交代にかかる時間も測りましょう。交代が何度も増えると、作業中の小さな速さの差が消えることがあります。Bが長く安定して動けるなら、Aが10回、Bが15回のWall Ballsを4周。合計100回で、Aが40回、Bが60回になります。息が上がる前に合意しておくと進めやすくなります。

次の練習に使うステーション表

練習前に予定の分担、終了後に実際の分担、ステーションの時間、次の1 kmの時間を書きます。重量とターゲットの高さは部門によって異なるため、出場カテゴリーの最新ルールを確認してください。

ステーション合計決めておくこと
SkiErg1,000 m最初の人と1ブロックの距離
Sled Push50 m、12.5 mを4レーンレーン数と開始担当
Sled Pull50 m、12.5 mを4レーンレーン数と交代の練習
Burpee Broad Jumps80 m合図と交代位置
Row1,000 m交代規定を確認して配分する
Farmers Carry200 m担当距離と握力の余裕
Sandbag Lunges100 m区間と落ち着いた受け渡し
Wall Balls100回ブロック数、開始担当、合計回数
2人で書くステーション計画表

各ステーションの分担を決め、練習後に時間と実際の担当量、次に変える点を記録しましょう。

SkiErg
Sled Push
Sled Pull
Burpee Broad Jumps
Row
Farmers Carry
Sandbag Lunges
Wall Balls

自分の実施内容を書き込めます。ページを離れる前にテキストファイルとして保存してください。入力内容は送信されません。

確認したPDFでは、ローイングの7.2の交代例と8.5の離席に関する文が一致していません。出場前に主催者へ確認しましょう。各ステーションにはそれぞれ動作と交代の規定があります。

余裕があるうちに交代を練習する

「あと2回」「交代」のような短い合図を決めます。休む側は回数を追い、次の動作に備えます。相手が限界に近づいてから長い相談をする必要がなくなります。

受け渡しはルールに沿って練習します。ランジでは負荷を抜くために袋を置いたり、前方へ渡したりできません。Wall Ballsで片方が投げ、もう片方が次のスクワットに入りながら受ける交代は禁止です。休む人は立った状態を保ちます。不明点は当日の説明で確認してください。

ステーションと次のランを合わせて比べる

最初は慣れた2種目を選び、それぞれの後に1 km走ります。再び試すときは重量、コース、順番をそろえましょう。各自が感じたきつさも0〜10などの尺度で残します。

ある分担でステーションが20秒速くなり、次のランが35秒遅くなったなら、その区間全体は15秒遅くなっています。次回はそのステーションの担当量だけを変更します。毎回フルレースを再現しなくても、この判断はできます。

練習から2人の作戦へ

条件をそろえて2〜3回試すと、どのブロックなら続けやすいかが見えてきます。開始担当、予定の量、短縮案を書いておきましょう。予定した15回が難しくなったら「ここから10回ずつ」と共有できます。

準備の筋トレは数週間単位で続けます。LiftPalには重量と回数、2人の表にはレースの約束を残します。大会前には最新の案内とステーションの動線を一緒に確認し、会場に合う作戦に整えましょう。

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出典

  1. HYROX Doubles Rulebook, season 2026/27, sections 7–8 ↗
  2. Brandt et al. (2025): Acute physiological responses and performance determinants in HYROX ↗

stu_spivack, Wikimedia Commons · CC BY-SA 2.0 · 掲載用に縮小し、WebP形式に変換しています。

Andrea Musto / Pexels · Pexels License · 掲載用に縮小し、WebP形式に変換しています。

Jason Morrison / Pexels