プランと上達

経験者向け、自宅ダンベル筋力プラン

自宅トレーニングに慣れ、さらに強くなりたい方へ。重めのダンベル、片脚種目、長めの休憩を使う週3回のプランです。

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トレーニング日数
週3回
1回の時間
45–60 分
器具
十分な重量に調整できるダンベル2個、マット
対象
フォームと負荷選びに慣れた経験者

このプランが向いている人

ローイング、股関節の曲げ伸ばし、フロアプレスに慣れ、数か月継続している人向けです。5〜8回が難しくなる重量が必要です。軽い重りを極端にゆっくり動かしても、重い負荷による最大筋力の練習と同じにはなりません。

各日のメニュー

表は本セットです。準備は先に行います。片側種目は左右で1セットとし、その後に指定の休憩を取ります。左右の交代時にも必要なら少し休んでください。

セッション A

  1. ダンベルスプリットスクワット
    セット
    3
    回数・時間
    5–8 左右それぞれ
    休憩
    2–3 分
  2. セット
    3
    回数・時間
    5–8
    休憩
    3 分
  3. セット
    3
    回数・時間
    6–10
    休憩
    2–3 分
  4. セット
    2
    回数・時間
    20–35 秒
    休憩
    1 分

セッション B

  1. セット
    3
    回数・時間
    5–8
    休憩
    3 分
  2. セット
    3
    回数・時間
    5–8
    休憩
    3 分
  3. セット
    2
    回数・時間
    8–12
    休憩
    2 分
  4. セット
    2
    回数・時間
    12–20
    休憩
    1 分

セッション C

  1. ダンベルスプリットスクワット
    セット
    2
    回数・時間
    8–10 左右それぞれ
    休憩
    2 分
  2. セット
    2
    回数・時間
    8–10
    休憩
    2 分
  3. セット
    2
    回数・時間
    8–10
    休憩
    2 分
  4. セット
    2
    回数・時間
    8–12
    休憩
    2 分

1週間への組み込み方

月曜Aはスプリットスクワットとフロアプレス、水曜Bはヒンジと肩のプレスが中心です。金曜Cは少し軽くして回数を増やします。AとBは最長60分、Cは約45分を見込みます。休憩も必要な時間です。

曜日セッション
月曜日セッション A
火曜日トレーニング休み。必要に応じて軽く動く
水曜日セッション B
木曜日トレーニング休み。必要に応じて軽く動く
金曜日セッション C
土曜日トレーニング休み。必要に応じて軽く動く
日曜日トレーニング休み。必要に応じて軽く動く

最初のセットへの準備

本セットの前に3〜5分、足踏み、肩や股関節の動き、重りなしのスクワットやヒンジを行います。最初のプレスとローイングも軽い負荷で試します。重いダンベルでは準備セットを追加しますが、疲れるまで行わないでください。

腕やダンベルが当たらない空間を確保し、床、壁、ダンベルの留め具を確認します。ドア、机、家具への即席の固定は不要です。所要時間は目安なので、呼吸や動きが戻っていなければ休憩を延ばします。

セットの表記と使い方

2×8〜12は8〜12回を2セット行う意味です。1種目の両セットを終えてから次へ進みます。片側種目は左右それぞれの回数です。ここではダンベル2個なら合計重量、1個ならその重量を記録します。後で比べるときも同じ方法を使ってください。

各種目の動き方

  1. ダンベルスプリットスクワット: ダンベルを両脇で持ち、片足を前、もう一方を後ろへ置きます。両足は床につけ、後ろのかかとは浮いて構いません。両膝を曲げて足の間へ腰を下ろし、前脚で押して戻ります。足は一本線ではなく平行な2本の線に置きます。不安定なら重りなしで練習します。
  2. ダンベルフロアプレス: 床に仰向けになって膝を曲げ、胸の上にダンベルを構えます。上腕が床に軽く触れるまで下ろして押し上げ、手首を肘の上に保ち、床で弾ませないようにします。
  3. ダンベルベントオーバーロウ: 足を腰幅ほどに開いて立ち、両手にダンベルを1個ずつ持ちます。膝を軽く曲げ、背中を安定させたまま股関節から上体を前に倒します。両肘を腰へ引き寄せたら、ゆっくりダンベルを下ろしましょう。途中で立ち上がったり、上体を振ったりしないようにします。ベンチは必要ありません。
  4. プランク: 前腕を床につけ、肘を肩の下に置いて脚を後ろへ伸ばします。お腹とお尻を締めて頭・腰・かかとを一直線に保ち、腰を落とさず穏やかに呼吸します。
  5. ダンベルルーマニアンデッドリフト: 立った姿勢で両手にダンベルを1個ずつ持ち、太ももの前に構えます。膝を軽く曲げたままお尻を後ろに引き、ダンベルを脚の近くに沿わせて下ろしましょう。背中が安定した状態で太ももの裏が伸びるところまで下ろしたら、お尻を前に戻しながら立ち上がります。ベンチやバーベルは必要ありません。
  6. ダンベルショルダープレス: 座るか立って姿勢を伸ばし、ダンベルを肩の横に構えて前腕をほぼ垂直にします。無理のない軌道で頭上へ押し上げてゆっくり下ろし、肋骨を骨盤の上に保って後ろへ反らないようにします。
  7. スタンディングカーフレイズ: 足の前側をしっかり支えてまっすぐ立ち、必要なら安定した支えにつかまります。足の前側で押してかかとを上げ、足首が内外に倒れないようゆっくり下ろします。

最初の重量を決める

まず下限回数を安定してできる重量から始めます。通常の本セットでは、反動や動作の省略なしであと2〜3回できる余力を残します。判断が難しければ軽めにしてください。ローイングとサイドレイズでは適切な重さが違うので、種目ごとに選びます。

プランの進め方

丁寧にあと2回できる余力を残します。種目ごとに表の上限へ達したら最小刻みで重量を増やします。5〜8回を3セットなら8・8・8回が目安です。ローイングはそれぞれの回数範囲に従い、プランクは表示された秒数内で伸ばします。Cは軽めを維持します。複数種目が2回連続で低下したら、1週間だけ各種目1セット減らし、睡眠と全体の負荷を見直します。

毎回重いダンベルに替える必要はありません。同じ種目で1回多くできたり、ランジで安定して立てたりすることも進歩です。4週間後に最初の記録を見返しましょう。夜の運動をいつも先延ばしにするなら、時間帯を変えるか、1日に収まる短いセッションを試してみてください。

目的を保ちながら調整する

自分で構えて戻せる重量だけを使い、フロアプレスを無理に押し切らないでください。ダンベルが常に軽すぎる場合や、バーベルの最大筋力が目標なら、セットを長くするより適切な器具が必要です。

セットを終える目安

動きが明らかに小さくなる、反動が必要になる、姿勢を保てなくなる場合はセットを終えます。筋肉の疲れや呼吸が速くなることは想定されます。突然の鋭い痛み、めまい、普段と異なる症状があれば種目や練習を中止します。続く痛みや繰り返す痛みは、再び負荷をかける前に専門家に相談してください。

次のトレーニングで何を目指すか

LiftPalに種目、回数、重量を残し、必要に応じてRPEで大変さも記録します。バリエーションやバンドの抵抗も書いておけば、次の運動で前回を確認できます。運動する曜日を日々の目標として設定することもできます。

ツールを使う

出典

  1. ACSM (2026): Resistance Training Prescription for Healthy Adults ↗
  2. ACSM (2026): Updated resistance training guidance ↗
  3. Plotkin et al. (2022): Progressing repetitions or load in resistance training ↗

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