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パワーリフティング入門:スクワット・ベンチ・デッドリフト

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトで重いものを持ち上げる力を伸ばすのがパワーリフティングです。始め方、フォームの練習、週間の組み方を解説します。

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最初に決めること

パワーリフティングでは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの成功した最高重量を合計します。大会では通常、各種目3回の試技があります。動作基準や審判の合図は団体が定めます。国際団体IPFの規則は重要な参考ですが、実際に参加する大会の主催団体の規則を確認してください。

すぐ大会に出なくても、3種目を中心に鍛えられます。最初は足の位置、握り、体幹の張り、可動範囲を安定させます。制御できる反復を重ねると、細部を練習する機会が増えます。毎回限界を試すだけでは、学習に使える扱いやすい反復が少なくなります。

各日のメニュー

セットは、続けて行う反復のまとまりです。2 × 8–12なら8〜12回行い、休憩を挟んでもう一度繰り返します。表は本番のセット数です。その前に、軽い負荷でウォームアップを行います。

最初に試すメニュー

  1. セット
    3
    回数・時間
    5
    休憩
    2–3 分
  2. セット
    3
    回数・時間
    5
    休憩
    2–3 分
  3. セット
    2
    回数・時間
    5
    休憩
    2–3 分
  4. セット
    2
    回数・時間
    8–12
    休憩
    2 分

そろえておきたい道具

スクワットとベンチプレスには、動作に合わせてセーフティを設定できるラックが必要です。ジムで適切な高さを教わりましょう。ベンチプレスでは、補助方法を理解した人が必要になる場合もあります。デッドリフトには適した床と、開始位置を適切な高さにできるプレートを使います。

ベルトや専用シューズは後で役立つことがあります。まず安定した姿勢と重量の制御を学びます。空の20 kgバーが重ければ、軽い練習用バーや適切な準備種目を使ってください。本番の重量は現在の能力に合わせます。

メニューの読み方

最初は、セットの終わりに正しい動作であと2〜3回できそうな難度を選びます。この余裕を残り反復回数、RIRと呼びます。慣れると見積もりやすくなりますが、まずは最後まで同じ動きを保つことが大切です。反動が必要になったり、動く範囲が大きく狭くなったりしたら、そのセットを終えます。

軽く体を動かしてから、最初の種目を軽い負荷で練習します。重い種目では、短いウォームアップセットを数回挟んで本番の重さに近づけます。休憩時間は出発点として考え、呼吸や集中が戻っていなければ長く取ってください。

最初の数週間の進め方

例のメニューでは3種目を練習します。週2回なら始めやすく、2日目はベンチプレスを先にしてもよいでしょう。最初の種目には、疲れていない集中力を使えます。軽い導入セットでは2〜3分が目安ですが、重い本番セットでは長く必要なこともあります。

初めは種目ごとに一つの技術ポイントを記録します。例えばスクワットの深さや、ベンチでの胸への静かな接触です。短い横からの動画は反復の比較に使えます。現場の資格・経験のある指導者には、セットアップやセーフティも確認してもらえます。

難度を上げるタイミング

スクワットを3セット5回なら、まずあと3回ほどできる重さを選びます。全セットで決めた範囲と余裕を保てたら、次の同条件の練習で小さく増量します。5回・5回・3回と苦しい結果になれば、その目標には新しい重量が重すぎたと考え、据え置くか減らします。

経験が増えたら、軽い日と重い日を分けて練習量と疲労を配分できます。「重い」は常に自分の能力との関係です。本番セットからの推定1RMも参考になりますが、計算式、回数、その日の調子によって変わります。元のセット記録も合わせて比べましょう。

伸び悩んだときに確かめること

一つの種目が停滞したら、深さが変わる、バーが離れる、休憩が足りないなど具体的な問題を探します。ローイングやレッグカールは補助種目に使えますが、役割が説明できるものを選びます。重い1回を増やすだけでは不安定な基本動作は直りにくいものです。急な痛みや続く痛みがあれば中止し、必要な評価を受けてください。

次の段階へ進むには

初大会の前には、合図と要求される動作を早めに練習します。最初の試技は、普段確実にできる範囲が出発点です。階級や試技重量は経験のある指導者と相談しましょう。普段の練習は、仕事、睡眠、他の運動と両立できる計画から始めます。

次回に役立つ記録を残す

リンク先の週間プランで、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの練習日を決められます。準備やフォームは種目ガイドを参照してください。作業重量が決まったら、ウォームアップとプレート計算ツールでバーの準備を確認できます。練習後はセット結果を進歩チェックに入れ、次の増量を考えましょう。

ツールを使う

出典

  1. ACSM (2026): Resistance Training Prescription for Muscle Function, Hypertrophy, and Physical Performance in Healthy Adults ↗
  2. Zourdos et al. (2016): Repetitions-in-reserve RPE scale ↗
  3. International Powerlifting Federation: Technical Rules, effective 1 March 2026 ↗

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